第11回【韓国語敬語表現】해요体による基本の変化をゆっくり解説!

[超基礎]韓国語講座

今回は、名詞以外で、「〜です、〜ます」と表現する方法をご紹介します。

해요体と呼ばれる敬語の表現を表す方法は、大きく分けて、下のように3つあります

① 아요型「あよがた」(語幹の最後の母音がㅗ、ㅏ)

② 어요型「およがた」(語幹の最後の母音がㅗ、ㅏ以外)

③ 해요型「へよがた」(〇〇하다の単語)

以上の3パターンに分かれます。

そして、今回は①の「아요型」について解説していきますね!次回は②について解説します。

ちょぼくん
ちょぼくん

ちょっとこれだけ見てもさっぱりわからないよぉ〜

アップ先生
アップ先生

安心してください!例とともにゆっくり解説していきます!

と、その前に「語幹」について、おさらいしておきましょう。単語ごとの語幹が何になるのかを把握できなければスムーズに進めないのでしっかり覚えておきましょう。

語幹とは、どういうものなのかというと…。

語尾が変化する語の、変化しない(と見なす)部分。

辞書では、このような意味になっていますが、分かりづらいですね。

では、韓国語で語幹はどう見つけるのか。 簡単に言うと、

「〇〇다という単語があった時に、다の部分を取ると語幹が残る。」この方法で語幹を見つけていきます。

しっかり覚えられるように、単語で見てみましょう。

単語帳などに書いてある単語は、このような方法で語幹が何かを判断することができます。

今回の解説では、語幹の種類を見分けて適切な変換方法を適用していきます

語幹の最後の母音が「ㅗ」もしくは「ㅏ」の場合に「아요型」が適用できます。

1、パッチム有りで、最後の母音が「ㅗ」か「ㅏ」→「아요[あよ]」をつける

2、パッチムがなく、最後の母音が「ㅏ」の場合は、「요[よ]」をつける

3、パッチムがなく、最後の母音が「ㅗ」の場合は、「ㅏ요[あよ]」をつける

「아요型」は、このように3つのパターンに分けることができます。

こちらの、3パターンを覚える方が、より活用しやすいです。

では、それぞれのパターンを、詳しく見てみましょう。

単語で見るとこんな感じです。

달다[たlだ] (甘い)  달아요[たらよ] (甘いです)

달다[たlだ]は、「甘い」という意味です。まず、「달다[たlだ]」という単語の語幹を見つけましょう。

「다(だ]」をとると、「달[たl]」が残ります。この「달[たl]」が語幹となります。

語幹の「달[たl]」を見ると、最後の母音が「ㅏ」で終わり、「ㄹパッチム」があるので、「아요[あよ]」がつきます

[たl] + 아요[あよ] = 달아요[たらよ]

「달아요[たらよ]」は、「ㄹパッチム」が「아」の「ㅇ」の部分に移動し、発音するので「달아요[たらよ]」となります。

このパターンの変化では、パッチムが移動して発音が変化するので注意しましょう!

連音化などの発音変化について、もっと詳しく知りたい方はこちら↓

このパターンは、「다[だ]の部分に「요[よ]」を入れて終わりです。

[かだ] (行く)→ 가[かよ] (行きます)

「다(だ]」をとると、語幹の「가[か]」が残ります。パッチムが無し、かつ、語幹の最後の母音が「ㅏ」で終わるので「요[よ]」がつきます。

入れ替えて終わりなので、すぐ覚えられると思います!

[か] + [よ] = 가요[かよ]

このパターンは、「요[よ]」のみをつければ良いので簡単ですね!

その他にも、このようなものがあります。


[さだ](買う)→ [さよ](買います)
[なだ](出る)→ [なよ](出ます)

「보다[ぽだ]」という単語でやってみましょう。

보다[ぽだ](見る) → 봐요[ぱぁよ](見ます)

「보다[ぽだ]」の語幹は、最後の「다」をとればいいので、「보[ぽ]」です。

보[ぽ]の母音をみると「ㅗ」ですね。「ㅗ」がある時は、「+ㅏ요[aよ]」を語幹につけます

ではつけてみます。

[ぽ] + ㅏ요[aよ] =  봐요[ぱぁよ]

「봐요[ぱぁよ]」となります。

このパターンは、「ㅏ요」をそのままつければ完了ですので、簡単かと思います。

他にはこのような単語があります。


[おだ](来る)→ [わよ](来ます)

敬語表現への変化については、単語を見てどのようなパターンの変化になるのか考える必要があるので、慣れが必要です。

スラスラと会話がしたい人は、単語を見てすぐに変化できるようになると、会話でかなり役に立ちます

今回は、「아요型」(語幹の最後の母音がㅗ、ㅏ→+아요)の場合の解説でした。

次回は、「語幹の最後の母音がㅗ、ㅏ以外→+어요」の場合を解説します。少し複雑になると思いますが頑張っていきましょう!

それでは、アンニョーーン!!

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