韓国語で、「〜です」や「〜ます」と言いたい時は、名詞→「예요,이에요」動詞等→「아/어 요」に語尾を変化させることで表現できます。

「〜です」や「〜ます」を習得すれば、表現の幅を広げることができます!
また、「単語の勉強はしているけど、話す時と形が違うから、どうすればいいの」という悩みを解決できます。
해요(へよ)体は、ルールが複雑なものもあるので、複数回に分けて解説していきたいと思います。
今回は、最も簡単な「名詞を敬語表現にする方法」についてです。
日常会話で特に使われる、“해요体”(へよたい)という敬語表現です。日本語で「〜です」や「〜ます」の表現を活用出来るようになりましょう!
해요体とは
敬語の一つで、日常生活の会話で特によく使われるものです。街中で道を尋ねるときなどに使うと丁寧で良いですね。
敬語には「〜합니다[はmにだ]」という、「해요(へよ)体」よりも、かしこまった敬語も存在します。「〜합니다[はmにだ]」は公の場や会議などで使用されると覚えておくと良いと思います。
韓国ドラマを見ていると「〜よ」と言ってるのを聞いたことがあると思います。まさにこれが、「〜です」や「〜ます」という敬語表現になります。
「〜よ」と聞こえたら、「今は、敬語で話していたんだな」と気づけるようになります。
では、この敬語表現を文章で見てみましょう。
ドラマや日常会話などでは、上記のように使われます。
文章の最後に「요(よ)」がついているかで、敬語かどうかを判断することができます。
今回は、名詞について解説しますので、動詞等を敬語に変換する方法については、後日解説します。
名詞を敬語にする方法
それでは今回は、1番簡単な名詞を「〜です」に変換する方法を解説します。

名詞の場合、単語の最後にパッチムがなければ「예요」をつけ、パッチムがあれば「이에요」をつけます。
①最後にパッチム無しの名詞→+「예요」

②最後にパッチム有りの名詞→+「이에요」

名詞はパッチムの有無で変わるだけなので、簡単に覚えられると思います。
パッチムについて詳しく知りたい方は、以前解説したのでそちらも合わせてどうぞ!
パッチムについて詳しく学ぶ↓
一緒にやってみよう!
「バス」、「パスポート」などの名詞を「バスです」、「パスポートです」と変えてみましょう。

「バス」からやってみましょう。
「バス」は、韓国語で「버스[ぼす]」となります。
「버스[ぼす]」の「스[す]」には、パッチムがないので、そのまま「예요」をつけます。
버스 + 예요 = 버스예요
[ぼす]+[いぇよ]=[ぼすいぇよ]
▶︎バスです

では、次に「パスポート」を「パスポートです」にしてみましょう。
「パスポート」は、韓国語で「여권[よっくぉn]」となります。これは漢字語です。「旅券」に当たる表現です。
「여권[よっくぉn]」の単語の最後の文字「권[くぉn]」に「ㄴパッチム」があるので、「이에요」をつけます。
여권 + 이에요 = 여권이에요
[よっくぉn]+[いえよ]=[よっくぉにえよ]
▶︎パスポートです
問題に挑戦してみよう!
では、練習してみましょう。

2つのルールを確認してからやってみましょう!
①最後にパッチム無しの名詞→+「예요」
②最後にパッチム有りの名詞→+「이에요」
頑張ってください!
回答と解説は、問題のすぐ下にある「▶︎回答&解説」をタップしてくださいね
①표 [ぴょ](切手)
②서울 [そうl](ソウル)
③종이 [ちょngい](紙)
④편의점 [ぴょにじょm](コンビニ)
最後に
いかがでしょうか。名詞の場合はパッチムの有無に着目しましょう!
パッチムの有無によって変わりますが、2つのパターンしかないので、簡単に覚えられると思います。
少し難しいのは、「이에요[いえよ]」がついたときに発音が連音化によって変わるところかと思います。何度もやって慣れていきましょう!
連音化について知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。
それでは、今回もお疲れ様でした!アンニョーン!
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