[第3回]「韓国語の発音うまい!」と言われる発音方法を徹底解説 子音編

[超基礎]韓国語講座

今回は、韓国語の発音について解説していきます。

発音が重要な理由

発音は重要です。変に覚えてしまうと、後で直すのが大変になってしまいます。なので、正しい発音方法を覚えていきましょう。

私も発音を直すために、ネイティブの方に何度も何度も聞いて、自分なりにを研究を重ねました。

そのおかげで、今は、初対面の方と話すと多くの方に、「発音うまい!」と褒めていただけるようになりました。

練習方法もご紹介しながら、お伝えできればと思います!

子音の種類(平音、激音、濃音)について

第2回でお伝えしたとおり、子音は全部で19個あります。また、それらの子音は(平音・激音・濃音)の3つに分けることができます。
まずは、一覧で見てみましょう。発音しやすいように、母音の「ㅏ(a)」をつけてあります。

ローマ字表記は、このようになります。どうでしょうか、読めるような気がしませんか?
基本的には、ローマ字のまま読んでいただけると韓国語の発音に近い形になっています。しかし、日本語にはない発音もありますので、この後しっかりと解説しますね。

子音(平音)の発音

「平音」の発音について解説します。下の画像の赤い部分が「平音」と呼ばれる子音です。平音は10個あります。

「平音」と呼ばれる子音の発音は、とても簡単です。気にせず日本語の発音でそのまま発音してもらえればOKです。

가→か・が
다→た・だ
바→ぱ・ば
자→ちゃ・ぢゃ
아→あ
사→さ
라→ら
나→な
하→は

このように、平音はそのまま発音しても、大丈夫ですので。なので自信を持って発音しましょう!ただし、単語の最初なのか、単語の途中・最後なのかで、発音が変わることには注意してください。

▶︎例:바다(うみ)、こちらの単語は、「パダ」という発音になります。「ぱた」ではありません。
解説→「바」は単語の初めなので「ぱ」、「다」は単語の最後なので「だ」となります。

子音(激音)の発音

続いては、「激音」と呼ばれる子音です。この子音は名前の通り、「激しく発音する音」と覚えておくと覚えやすいですね。それでは、激音を見てみましょう。激音は4つあります。

日本語には、あまり馴染みのない発音方法になっています。

激音を発音するときには、息を意図的に前に出すイメージで発音するとネイティブの発音に近づきます。文字で表現するのは難しいですが、あえて表現すると、以下のようになります。

카→か!
타→た!
차→ちゃ!
파→ぱ!

▶︎激音ができているのか、簡単に確認する方法!

  • 口の前から5cmほど離れた場所に、手のひらをおきます。
  • 激音を発音する際に、手のひらに息が当たれば、激音の発音ができています

ぜひ、試してみてくださいね。

子音(濃音)の発音

最後に「濃音」と呼ばれる子音です。「濃音」は、5個あります。日本人が苦手とする発音の代表的なものです。私も本当に苦戦しました。では、頑張って練習してみましょう。

まず、ローマ字を見てもらうと、까「kka」、따「tta」、빠「ppa」、짜「jja」、싸「ssa」なっていますね。これらのローマ字をパソコンで入力すると「っか」「った」「っぱ」「っじゃ」「っさ」と変換できます。まとめると、

까「kka」→「っか」
따「tta」→「った」
빠「ppa」→「っぱ」
짜「jja」→「っじゃ」
싸「ssa」→「っさ」

「小さい(つ)がはじめにくる発音なんて、どうやって発音するの?」となりますよね。ですが安心してください。簡単にできる方法をお伝えします

練習では、따「tta」→「った」を取り扱います。

  1. まず、日本語で「カッター」と連続で言ってみましょう。「カッター、カッター、カッター」。このときに口の動きに意識を向けながら発音しましょう。
  2. 次に、連続で「カッター、カッター」と言っている途中で、「カ」だけを頭の中で言い、「ッター」のみを声に出しますなので「○ッター、○ッター、○ッター」という形になりますね。
  3. これがうまくできれば、濃音の発音が完成です。「ター、ター、ター」とならないように注意してください。必ず小さい「ッ」を意識しましょう。

録音して「ター」と「○ッター」を比較するのもおすすめの方法です。

까「kka」→「っか」▶︎「たっか」
따「tta」→「った」▶︎「カッター」
빠「ppa」→「っぱ」▶︎「カッパ」
짜「jja」→「っじゃ」▶︎「あっじゃ」
싸「ssa」→「っさ」▶︎「ちっさ」

の単語で練習してみてくださいね!

最後に

今回は、子音(平音、激音、濃音)を解説しました。

  • 平音は、日本語のまま
  • 激音は、息を強めに出しながら発音
  • 濃音は、初めの小さい「ッ」を意識して発音

これらを意識しながら、発音の練習を行えば、ネイティブに近い発音をすることができます!

頑張って練習していきましょう!では、アンニョーン!

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