第8回 韓国語の基本的な助詞19個を例文つきでまとめて解説!

[超基礎]韓国語講座

今回の記事を参考にしていただければ、韓国語の基本的な助詞についてはバッチリ理解できます

日常生活でも本当によく使う助詞を解説していきますね!話せるようになりたい人は必見の内容です!

韓国語は、日本語と共通点が多い言語です。日本語と韓国語は語順が同じです。

英語が苦手でも、韓国語ならスラスラと頭に入ると言う方もいるかと思います。これが日本語話者にとって韓国語が学びやすいと言われる1つの理由になります。

そして何より、語順が同じというのは外国語学習者にとっては大変ありがたいですよね。

助詞についても同様です。日本語と語順が同じなので、日本語の助詞の位置に韓国語の助詞を当てはめれば完成です。「主語のあとは動詞がきて…」と考えなくて大丈夫です。

さて、今回は基本の助詞について解説します。頑張って習得していきましょう。

ここからは1つずつ例文つきで解説していきますよ〜

前の単語にパッチムがない時は「는[ぬn]」、パッチムがある時は「은[うn]」を使います。

  • 학생이에요.
    [ちょぬn はくせngいえよ]
    (私学生です。)

  • 이 책 좋아요.
    [い ちぇぐn ちょあよ]
    (この本良いです。)

日常会話では、「나[な](私)」や「너[の](君)」などで、よく省略されることもあります。ただし、親しい間柄で使用されるものです。

例:「저는[ちょぬn](私は)」→전[ちょn] 「너는 [のぬn](君は)」→넌[のn]

上記のように、「는[ぬn]」が省略され「ㄴ」のみが入ります。

前の単語にパッチムがない時は「가[が]」、パッチムがある時は「이[い]」です。

  • 여기 좋아요.
    [よぎが ちょあよ]
    (ここいいです。)

  • 이 일 재미있어요.
    [い いり ちぇみっそよ]
    (この仕事おもしろいです。)

「이[い]」は前の単語にパッチムがあれば、そのパッチムが移動してきて発音が変わります。

「가」の発音は日本語の「が」と同じなので覚えやすいですよね!

ですがこんな間違いもよくあります。「일이[いり](しごとが)」となるところを「일이가[いりが](しごとがが)」としてまうパターンです。気をつけましょう。

를 / 을(~を)

前の単語にパッチムがない時は「를[るl]」、パッチムがある時は「을[うl]」です。

  • 읽어요.
    [ちぇぐl いlごよ]
    (本読みます。)
  • 영화 봐요.
    [よngふぁるl ぱぁよ]
    (映画見ます。)

「을[うl]」は前の単語にパッチムがあれば、そのパッチムが移動してきて発音が変わります。

「읽어요」はダブルパッチムのある「읽」があり、その後ろに「어」がきているので、「읽」の「ㄱパッチム」が「어」の「ㅇ」の場所に移動します。最終的に、「일거요[いlごよ]」という発音になります。

「도[ど]」は、パッチムの有無に関わらず「도」をつけます。

  • 학생이에요.
    [ちょど はくせng いえよ]
    (私学生です。)

  • 이 케이크 맛있어요.
    [い けいくど ましっそよ]
    (このケーキおいしいです。)

「의[え]」は、パッチムの有無に関わらず「의[え]」をつけます。

  • 강아지 이름은 라라예요.
    [かngあじえ いㅣむん ららいぇよ]
    (犬名前はララです。)

  • 친구 가방이에요.
    [ちんぐえ かばんいえよ]
    (友達かばんです。)

※「의」の発音は3種類あります。

  1. 前の単語に関係なく「え」
  2. 前の単語に関係なく「うぃ」
  3. 前の単語のパッチムが移動してきて「○e」
    例:말의[まれ](馬の)

どの発音方法も使われているので、覚えやすいものを活用しましょう。

パッチムの有無に関係なく「에[え]」をつけます。

  • 학교 가요.
    [はっきょえ かよ]
    (学校行きます。)

  • 가방 책이 있어요
    [かばngえ ちぇぎ いっそよ]
    (かばん本があります。)

「에게[えげ]」、「한테[はnて]」パッチムの有無に関わらず使用できます。人を起点とする時に使用します。

  • 친구에게 선물을 줘요.
    [ちんぐえげ そnむるl ちょよ]
    (友達プレゼントをあげます。)

  • 동생한테 말해요.
    [とngせngはnて まれよ]
    (弟/妹話します。)

에게と한테の違い: 「에게」は文章などによく使われ、「한테」は会話の中でよく使われます。

「에게서[えげそ]」、「한테서[はnてそ]」は、パッチムの有無に関わらず使用できます。

  • 친구에게서 편지를 받았어요.
    [ちnぐえげそ ぴょnじるl ぱだっそよ]
    (友達から手紙をもらいました。)

  • 선생님한테서 배웠어요.
    [そnせngにmはnてそ ぺうぉっそよ]
    (先生から習いました。)

에게서と한테서の違い: 「에게서[えげそ]」は文章などによく使われ、「한테서[はnてそ]」は会話の中でよく使われます。

パッチムの有無に関係なく「에서[えそ]」をつけます。主に場所を表す時に使います。

  • 학교에서 공부해요.
    [はっkきょえそ こngぶへよ]
    (学校勉強します。)

  • 카페에서 만나요.
    [かぺえそ まnなよ]
    (カフェ会います。)

方向、手段を示すときに使用されます。

パッチムなしの時は「로[ろ]」、パッチムがあるときは「으로[うろ]」です。

  • 집으 가요.
    [ちぶろ かよ]
    (家帰ります。)

  • 으로 써요.
    [ペぬろ っそよ]
    (ペン書きます。)

パッチムなしの時は「와[わぁ]」、パッチムがあるときは「과[くぁ]」です。

  • 친구 영화를 봤어요.
    [ちnぐわぁ よngふぁるl ぱっそよ]
    (友達映画を見ました。)

  • 우유를 샀어요.
    [っぱngぐゎ うゆるl さっそよ]
    (パン牛乳を買いました。)

パッチムなしの時は「나[な]」、パッチムがあるときは「이나[いな]」です。どちらか一方の選択をする際に使用される言葉です。

  • 커피 차를 마셔요.
    [こぴな ちゃるl ましょよ]
    (コーヒーお茶を飲みます。)

  • 이나 과자를 먹어요.
    [っぱngいな くぁじゃるl もごっそよ]
    (パンお菓子を食べます。)

パッチムの有無に関係なく「보다[ぽだ]」をつけます。

  • 사과보다 바나나가 더 맛있어요.
    [さぐぁぽだ ばななが と ましっそよ]
    (りんごよりバナナがもっとおいしいです。)

  • 보다 언니가 키가 커요.
    [ちょぽだ おnにが きが こよ]
    (私よりお姉さんがもっと背が高いです。)

パッチムの有無に関係なく「처럼[ちょろm]」をつけます。

  • 처럼 공부할 거야.
    [のちょろm こngぶはl っこや]
    (君のように勉強するよ。)

  • 아이처럼 웃어요.
    [あいちょろm うそよ]
    (子どものように笑います。)

主に時間に関して「〜から」と言いたいときに使います。

パッチムの有無に関係なく「부터[ぷと]」をつけます。

  • 아침부터 공부했어요.
    [あちmっぷと こngぶへっそよ]
    (朝から勉強しました。)

  • 4시부터 부산으로 가요.
    [ねしぷと ぷさぬろ かよ]
    (4時から釜山に行きます。)

※注意!

「부산부터[ぷさnぷと]」は、間違いです。日本語では「プサンから」となり自然な言い回しに感じますが「〜부터[ぷと]」は時間的な起点を説明するときに使われますので、この表現は間違いとなります。

「(場所)から」の時は「〜에서[えそ]」を使用しましょう。

パッチムの有無に関係なく「까지[っかじ]」をつけます。こちらは、場所、時間関係なく使えます。

  • 까지 달렸어요.
    [ちpっかじ たlりょっそよ]
    (家まで走りました。)

  • 밤 10시까지 공부해요.
    [ぱm よlっしっかじ こngぶへよ]
    (夜10時まで勉強します。)

パッチムの有りの場合は、「이라고[いらご]」。無しの場合は、「라고[らご]」をつけます。

  • 제 이름은 〇〇라고 합니다.
    [ちぇ いlむn 〇〇らご はmにだ]
    (私の名前は〇〇言います。)

  • 친구가 “안녕”이라고 했어요.
    [ちnぐが あngにょngいらご へっそよ ]
    (友達が「こんにちは」言いました。)

否定文で、何かを限定するときに使います。なので「〜しかない」という文章になることが多いです。

パッチムの有無に関係なく「〜밖에[〜ばっけ]」を使用します。

  • 밖에 없어요.
    [むlばっけ おpそよ]
    (水しかありません。)

  • 나는 너밖에 없어.
    [なぬn のばっけ おpそ]
    (私は君しかいない。)

パッチムの有無に関係なく「만[まn]」を使用します。何かを限定する時に使いますね。

  • 고기 사요.
    [こぎまn さよ]
    (肉だけ買います。)

  • 주말 해요.
    [ちゅまlまn へよ]
    (週末だけします。)

基本的な助詞について、解説してきましたが、いかがでしょうか。

一度に全てを覚えるのは大変かと思います。

助詞を単体で覚えるのも良いと思いますが、1つおすすめの方法を紹介します。

日本語で考えた文章を、韓国語に変換するときに、どのような助詞を使うと良いのかを考えながら覚えていく方法です。

助詞単体で使うことはないので、文章の中で使うということに慣れていくのが、会話力向上を支えてくれますよ!

では、今日もお疲れ様でした!アンニョーン!

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