[第2回]韓国語の仕組みについて知ろう!

[超基礎]韓国語講座

韓国語は、子音と母音の組み合わせで文字が作られています。
今回は、子音と母音の組み合わせにどのようなパターンがあるのかを解説していきます。

ハングル文字には、子音と母音の組み合わせがあると言いました。しかし、ハングル文字には、パッチム(받침)と呼ばれる部分もあります

「パッチム(받침)」とは、「下敷き・支え」という意味です。なので、文字全体を支えるため、下部に位置しています。ただし、全ての文字にパッチムがあるわけではないので注意が必要です。

パッチムの部分には、絶対に子音が入ります。これを覚えておくと文字を作るときに、役に立ちます。

子音と母音とはどのようなものなのかを知っておくと理解しやすいと思いますので、日本語を例に説明します。

日本語の、「か」「さ」「た」「な」…などをローマ字で入力するときに「ka」「sa」「ta」「na」と入力すると思います。この時の「ka」「sa」「ta」「na」の赤い部分のことを子音と呼びます。

ハングル文字には、子音が19個あります。「え、19個もあるの!?多すぎ」と思いますよね。私も思いました。
ですが、19個のうち5個は、子音を2つ組み合わせてできているもの(ㄲ,ㄸ,ㅉ,ㅃ,ㅆ)もあるので、実際には14個の発音を覚えれば、応用して覚えることが可能です。少し多いですが、ゆっくり覚えていきましょう。下の表青い部分が、子音の一覧です。

日本語の、「か」「き」「く」「け」「こ」をローマ字で入力するときに「ka」「ki」「ku」「ke」「ko」と入力すると思います。今回は「ka」「ki」「ku」「ke」「ko」の赤い部分のことを母音と呼びます。

韓国語には、母音が2種類あります。基本母音と合成母音です。それぞれの数は

基本母音…10個
合成母音…11個 となります。

子音は、19個でしたが、母音はなんと、合計21個あります…。「え、21個も覚えれない!」はじめから、全てを覚えるのはかなり大変だと思います。なので、まずは、基本母音を覚えていきましょう

合成母音は、その名の通り基本母音の組み合わせで作られています。

発音については、後日詳しく解説しますので少々お待ちください。

韓国語(ハングル文字)の構造は6種類あります。

ハングル文字には、子音と母音、場合によってはパッチムの3種類を活用して文字が成り立つことをお伝えしました。

もちろん、それらを適当に配置しては、読み手によって読み方が変わってしまいますので大変です。

なので、6種類に決められています。

子音と母音パッチムの位置は、画像のように配置されています。これはこのまま覚えましょう。

慣れるまでは、上の配置を見ながら子音と母音を当てはめていくと良いでしょう。

6番の構造に母音が2つありますが、そこには合成母音(ㅟ,ㅝ,ㅞ,ㅢ,ㅚ,ㅘ,ㅙの中から1つ)が入ります。合成母音については下記で解説しています。

読む順番を解説します。まずは画像で見てみましょう。

このように基本的には、左から右、上から下の順に読みます。左右上下の順番で優先的に読むと覚えておくと良いと思います。

例えば、말(馬)は、3つ分けの④で読みますので、「ㅁ→ㅏ→ㄹ」の順番になります。

今回は、①ローマ字に変えることができる。②読む順番を整理できる。
この2つができれば満点です!

いかがでしょうか。少しずつ慣れてきたのではないかと思います。

気になった時に、日本語を韓国語で書いてみると、理解力が高まります。頑張ってください!

最後に

今回、ハングル文字の仕組みや読む順番について解説しました。

  • 子音と母音とパッチムが使われている
  • 読み方は、左右上下の順番で読む

この2点を理解してもらえると嬉しいです。

今回もお疲れ様でした!では、アンニョン〜!

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